「野菜が高騰しているなら、家庭菜園で作ればいいじゃん」
野菜は自分の家の畑で作るのが当たり前という環境で育った私としては、そう思うわけです。
田舎は畑が広いですが、害獣もたくさんいます。
私の出身地でもクマが出没していますし……。
そして、意外に厄介なのが、猿!
畑で野菜が盗まれていたら、犯人は、たいてい、猿です!
窃盗罪で逮捕できないだけに厄介な連中です!
でも、都会なら、猿に野菜を盗まれるなんてことはありませんから、ゆうゆうと家庭菜園ができる!
さて、冬に栽培できる野菜は限られていますが、ブロッコリーは育てやすいし、何回か収穫できるのでコスパも良さそうです。
そう思って、ブロッコリーを育てました。
見事に盗まれました。
誰に!?
鳥です。鳥!
葉っぱがどんどん食べられているので、やばい! はらぺこアオムシがいるのか! と探したのですが、真冬にアオムシがいるはずもありません。
なのに、葉っぱがどんどん食べられてしまう。
一体どういうこと!?
そう思って数日観察していたら、隣の屋根から何者かがさっと飛び降りてくるではないですか!
そいつは、葉っぱを食いちぎっていたわけです。
犯人の逃げ足が速すぎて、犯行現場の撮影は不可能。
残ったのは、花蕾の部分だけ……。
花蕾というのは、ブロッコリーの食べる部分のことですよ。
「ここは人間様が食べるんでしょ。だから残しておいたよ」
鳥さん! よく知っているね! 賢いね!
じゃないわ!
葉っぱがなければ、花蕾が育つわけねえ!
というわけで、ブロッコリーは家庭菜園で育てるべきではないという結論に達しました。
ブロッコリーを育ててもいいけど、鳥よけは必須だと思います。
鳥よけとか張るのは、コストも掛かるし、よほど食べたいという人でなければおすすめできません。
そして、新たに栽培しているのが、菜の花。
菜の花なら、今のところ、鳥に食べられないことを確認済みです。
葉っぱも苦いのでしょうか。
それとも、食べ物と思っていない?
かなり花が咲いてしまっていますが……、天気がいいからかな。
天気がいい日が続けば、週に一度くらいの頻度でこれくらいは収穫できます。
菜の花の仲間ですが、正確にはアスパラ菜です。苦くなくて、むしろ甘い。
たぶん、鳥が味を知ったら食べるだろうけど、今のところ大丈夫みたいです。
さっと茹でるだけで、何もつけなくても美味しく食べられます。
茹でれば花も気になりませんね。
野菜高騰対策として、プランターでも栽培できるアスパラ菜はおすすめです!