「紫雲女子大学消費者センターの相談記録(シジョセン)」の著者「大滝しおん」です。
2025年5月15日(木)に文響社から上記タイトルの本を出版することになりました。
今回は、この本がどのような小説なのか紹介します。
この記事は、「紫雲女子大学消費者センターの相談記録 初回500円の甘い罠」はどのような小説なのか? より深く知りたい方のために著者自身が執筆しました。
この小説の出版社である文響社が特設LPページを用意してくれたので、手っ取り早く、内容を知りたい方は、まず、特設LPページをご覧ください。
著者が書き下ろしたスピンオフ小説も掲載されています。
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は小説です
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」の著者は小説家?
- 紫雲女子大学消費者センターの設定は架空?
- 紫雲女子大学消費者センターは学生のサークル活動?
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」はミステリー?
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は恋愛小説?
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」はリーガルサスペンス?
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」を読めば法律知識が得られる?
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」はシリーズ化が予定されている?
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」のヒロイン七緒実乃里ちゃんにロングインタビュー!
- まとめ
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は小説です
まず、ご理解いただきたいことは、「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は小説だということです。
帯の文章から、消費者問題の啓蒙書とか解説書をイメージしてしまうかもしれませんが、小難しい内容ではなく、誰でもスラスラ読める小説です。
物語になっているのは導入部分だけで、後半はほぼ法律の解説という物語風の法律書ではありません。
最初から最後まで小説としてお楽しみいただけます。
小説にも様々な分類がありますが、「ライト文芸」の位置づけの小説になります。
最近では、「お仕事小説」という分類の小説がたくさん出ていますが、こうした小説の一種だとイメージしていただければと思います。
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」の著者は小説家?
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」の著者である「大滝しおん」は小説家です。
とは言え、商業出版したのはこの小説が初めてなので、小説家一本で生きているわけではありません。
普段は、法律の実務に携わっています。所属事務所等についてはこのブログのプロフィールをご覧ください。
著者の生い立ちやこの小説を書くまでにやってきたことについては別の記事で詳しく紹介します。
紫雲女子大学消費者センターの設定は架空?
紫雲女子大学消費者センターの設定は架空のものです。
まず、「紫雲女子大学」という大学が存在しないことは、大学情報サイトなどで検索するとお分かりいただけると思います。
「紫雲女子大学」がどういう大学なのか、詳細な設定は、別の記事で詳しく紹介します。
そして、女子大学に消費者センター(消費生活センター)があるというのも架空の設定です。
現実に消費者センター(消費生活センター)を設けている大学は存在しません。
消費者センター(消費生活センター)という組織は、地方自治体(都道府県、市区町村)だけに設けられているのでその点はご注意ください。
ただ、大学によっては、法律相談所を設けていたり、消費者問題の啓蒙活動を行っているゼミやサークルが存在しています。
そうした学生さんたちの自主的な活動がこの小説のヒントになりました。
紫雲女子大学消費者センターは学生のサークル活動?
「紫雲女子大学消費者センター」は、紫雲女子大学の学生によるサークルです。部長も学生ですし、その他の部員も全員学生という設定です。
小説の中では、法学部の教授が直接的に関与する場面はありません。
学生たちが抱えた消費者トラブルを教授が解決していくとか、教授が出てきて法律の解説を始めるという物語ではありません。
学生をサポートするために、消費者問題に強い法律事務所から若手イケメン弁護士が顧問として派遣されていますが、彼はほぼ役に立ちません。
そのため、すべての事件を学生たちが解決していくという設定になっています。
学生ですから法律知識も完璧ではありませんが、自分たちで、調べながら解決し、成長していくという物語です。
そして、登場する学生は、全員個性的なキャラクターです。
どういう学生が登場するのかは、別の記事で詳しく紹介します。
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」はミステリー?
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は、ミステリーの要素もあります。
ただ、著者はミステリー小説として書いたつもりはありません。
リーガルサスペンスのような本格的なミステリー小説だと期待される方にとっては物足りないと思われるでしょう。
むしろ、群像劇とか青春小説にミステリー要素も少しあるぐらいのイメージを抱いていただければと思います。
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は恋愛小説?
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」には、恋愛小説の要素もあります。
ヒロインの七緒実乃里は、本物の清純派の純真無垢な女子大生です。小説登場時点で彼氏はいません(著者が保証します)。
そして、その相手役となるのが、予備試験を経て司法試験に合格した俊才のイケメン弁護士村正悠也(24歳)です。
村正悠也が当て馬なのか、本命の相手役になるのかは、まだ分かりません。
更に、紫雲女子大学消費者センターには、チャームな猫目の神前愛佳、お淑やかなお嬢様の芽森琴音、空手女子の凛々しい白砂菜月という魅力的な女子大生がいます。
村正悠也は、ハーレム状態になりうる立場……ですが、そうはなりません。
なぜなのかは、村正悠也へのインタビュー記事やスピンオフをご覧いただくとお察しいただけると思います。
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」はリーガルサスペンス?
著者は「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」をリーガルサスペンスとして書いたつもりはありません。
その点は、明確に否定させていただきます。
リーガルサスペンスというと、弁護士とか検事が事件を解決していくストーリーで、法律に関する話も登場します。
しかし、リーガルサスペンスを読み終えた後で、日常生活で役に立つ法律知識が身につくかというと、そうではないことがほとんどではないでしょうか?
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は、身近に起きうる消費者トラブルをテーマに据えて、想像を膨らませて書いた物語です。
この小説の物語を知っていれば、あなたが自分の力で消費者トラブルを回避したり解決するのに役立つでしょう。
読んで、楽しかったと思っていただくだけでなく、あなた自身やあなたの大切な人を守るのに役立つ知識を身につけていただければと願って書いています。
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」を読めば法律知識が得られる?
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は小説ですが、センターに持ち込まれる事件を解決するために、法律も活用しています。
そのため、読むだけで、登場する法律の知識が身につくという一石二鳥の構成になっています。
小説中に登場する主な法律は次のとおりです。
- 特定商取引法(特定商取引に関する法律)
- 消費者契約法
- 民法
- 刑法
特に多用されるのが、特定商取引法です。
特定商取引法の条文を読んだことがある方はご存知だと思いますが、この法律の条文は、民法とは比較にならないほど、長大で難解です。
条文を紹介していたら、それだけで、何ページも使ってしまうので、小説内では、要点しか載せていません(この小説は500ページ超とページ数が多いですが、条文でページを稼いでいるわけではありません!)。
もとの条文にどう書かれているのか気になる方は、六法やe-Gov法令検索などを利用して調べてみてください。
著者としては、消費者法と呼ばれる分野の条文をすべて解説したいところですが、小説の構成上それは不可能です。
そこで、一般の方でも知っておくべき条文に絞って、その条文をすんなり理解できる構成を考えて物語を書きました。
もちろん、「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」がシリーズとして巻を重ねていくことができれば、様々な条文や事件に触れることができるはずなので、皆様に応援していただければ幸いです。
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」の法律書としての実用性については別の記事でも詳しく紹介します。
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」はシリーズ化が予定されている?
今回出版する「紫雲女子大学消費者センターの相談記録 初回500円の甘い罠」は第一巻の位置づけで、シリーズ化が予定されています。
今回の小説が出版されて、著者はほっと一息ついているわけではなく、既に第二巻の出版に向けて原稿を書き進めています。
現時点で第二巻1章を書き終えており、続けて2章に進んでいるところです。
もっとも、第二巻を出版できるかどうかは、第一巻の売れ行き次第です。
皆様のお力添えを賜りたくお願い申し上げます。
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」のヒロイン七緒実乃里ちゃんにロングインタビュー!
最後に「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」のヒロインである七緒実乃里ちゃんに作者からロングインタビューを行いました。
彼女の優しさや性格の良さが分かる内容になっているので、ぜひ、ご覧ください。
まとめ
「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」がどういう本なのか紹介しました。
著者としてお伝えしたいことは、次の3つです。
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は、小説です。
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」を読めば、あなたが消費者トラブルを解決したり回避するのに役立つ法律知識が身につきます。
- 「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」はシリーズ化が予定されています。
以上です。
最後に著者によるあらすじを載せておきます。
秋田県から上京した「七緒実乃里」は、紫雲女子大学法学部法律学科の1年生。
ずる賢い人から騙されないように法律知識を身につけようとして法学部を選んだのだが、入学早々、悪質な消費者トラブルの被害者になってしまう。
実乃里は、救いを求めて「紫雲女子大学消費者センター(シジョセン)」に相談する。
そこには、
- 司法試験予備試験に合格した俊才の現役法学部生「神前愛佳」
- 桁違いの財力を持ちお紅茶で優しく相談者を癒やすお嬢様女子大生「芽森琴音」
- 女子大空手部の大会で優勝した空手女子の「白砂菜月」
- 予備試験組でありながらやる気がない新米弁護士の顧問「村正悠也」
がいた。
消費者トラブル解決を機に実乃里も彼女たちと一緒に「シジョセン」の活動に加わるが、様々な難事件が待ち構えていて……。
下記からご購入いただけます。ぜひ、お楽しみください!
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